この記事でわかること
繰り返しの作業をClaudeに任せる方法がわかる
使い慣れたツールとClaudeをつなぐ方法がわかる
毎回説明し直さない仕組みの作り方がわかる

ChatGPTでメールの叩き台を作ったり、調べものを頼んだりする使い方は、もうすっかり日常になっています。でも正直、これ以上どう使えばいいのかわからない、という方もいると思います。周りから「Claudeがいい」と聞くけれど、何がどういいのか、自分の仕事のどこに使えるのかがピンとこない。

この記事は、そういう方に向けて書いています。

Claudeを使いこなしている人との差は、ITの知識ではありません。「一回聞いて終わり」から「仕組みとして使う」に切り替えられているかどうかです。

Coworkで「繰り返しの仕事」を任せる

会議の後に議事録をまとめる、月末に報告書のフォーマットを埋める、取引先へ定期的に確認メールを送る。一つひとつは大した作業ではないのに、合わせると意外と時間を取られているものです。

Coworkは、そういう繰り返しの作業をClaudeに任せるためのツールです。パソコンのデスクトップで動き、ファイルの操作やフォルダの整理、定型作業の自動化ができます。「毎週月曜日に先週のメモをまとめて報告書の形にして」とテキストで指示するだけで動くので、プログラムの知識がなくても大丈夫です。

「自動化」と聞くとエンジニア向けの話のように聞こえますが、Coworkはそうではありません。ITの知識がなくても、テキストで指示するだけで使えます。

※Coworkを使うにはClaude Desktopアプリのインストールが必要です。ブラウザ版では動きません。利用には有料プランへの加入が必要で、月額約3,000円のProプランから試せます。まだ新しい機能のため、今後仕様が変わる可能性もあります。

使い慣れたツールとつないで、もっと楽にする

ClaudeはGoogleカレンダーなど、すでに使っているツールと連携できます。連携というと難しそうに聞こえますが、Claudeの画面からGoogleアカウントと接続するだけで、特別な知識はいりません。

Googleカレンダーとつなぐと、「今週の予定を見て、水曜日の午後に1時間の打ち合わせを入れられるか確認して」と頼めます。予定を自分で開いて確認して、空き時間を探す、という手順をClaudeが代わりにやってくれます。チャット画面だけで完結していたClaudeが、日常的に使っているツールとつながることで、一段と使い勝手が広がります。

プロジェクト機能で「自分専用のClaude」を作る

ChatGPTでもClaudeでも、毎回新しい会話を始めるたびに「うちの会社は製造業で、従業員は30名ほどで……」と説明し直すのが面倒に感じたことはないでしょうか。使うたびにゼロから文脈を共有しなければならない。これが「一問一答」から抜け出せない大きな理由のひとつです。

プロジェクト機能はその手間をなくしてくれます。用途ごとに専用のワークスペースを作って、自社の情報やよく使う指示をあらかじめ登録しておけます。そのワークスペースを開くだけで、Claudeは最初からその文脈を知った状態で会話を始めてくれます。

たとえば「議事録まとめ用」を作って、「うちの会議では必ず決定事項・担当者・期限の3点を記録すること」と設定しておきます。次からは会議のメモを貼り付けるだけで、毎回同じ形で整理してくれます。「取引先メール用」なら、よく連絡する相手の名前や関係性を登録しておけば、文体や敬語の加減まで毎回説明しなくて済みます。

設定はテキストで説明するだけです。コードも特別な操作も何もいりません。「使いこなしている人」との差は、このひと手間をかけているかどうかだったりします。

まとめ

3つ紹介しましたが、いきなり全部始める必要はありません。まず「プロジェクト機能で自社の情報を登録してみる」だけでも、次の会話から手触りが変わります。

AIは一回聞いて終わりにするより、育てていくものです。ChatGPTで作った叩き台をClaudeに渡して整えてもらう、Googleカレンダーとつないで予定確認を任せてみる。そうやって少しずつ頼める仕事を増やしていくのが、自分なりの使い方を見つける近道です。まず一つ試してみてください。

Q&A

Q. プロジェクト機能を使い始めるとき、最初に何を登録すればいいですか?

まずは会社の基本情報から始めるのがおすすめです。業種、従業員規模、よく使うフォーマットや言い回しのクセなど、毎回説明していることを書き出してみてください。完璧に整える必要はなく、思いついたことを箇条書きで入れるだけで十分です。使いながら少しずつ足していくのが一番続くやり方です。

Q. ChatGPTと並行して使ってもいいですか?

まったく問題ありません。全部乗り換える必要はなく、「この作業はClaude、こっちはChatGPT」という使い分けで十分です。Claudeはプロジェクト機能やCoworkなど「仕組みとして使う」場面で力を発揮しやすいので、繰り返しの作業が多いと感じているところから試してみるのがおすすめです。

Q. GoogleカレンダーとClaudeを連携させて、情報が漏れたりしませんか?

連携できるのはカレンダーの予定の確認や追加といった操作に限られます。メールの内容や社内の機密ファイルがClaudeに流れるわけではありません。ただし、100%安全とは言い切れないのも事実です。会社の方針や社内ルールによってはツール連携自体を制限している場合もあるので、導入前に確認しておくことをおすすめします。また、Claude上でのやり取りに個人情報や機密情報を入力することは避けてください。便利な機能ではありますが、使い方には注意が必要です。